2009年9月13日日曜日

食へのノスタルジア

終戦間もない頃、食料難にあえいでいた時期、その主食は、じゃが芋であり、とうもろこしであった。
しかし半世紀も過ぎてしまうと、世界中から食べ物やその原料を輸入しながら、消費しきれずに年間2000万トンもの食料廃棄物が出ているという。
そして、これがすなわち環境破壊にもつながっているのだ。
一方、世界では1300万人もの人たちが、食糧不足により餓死しているのが現状である。

   ある人の分析によると日本は
   ●豊食の時代(1960年頃まで)
   ●飽食の時代(1980年頃まで)
   ●呆食の時代(1980年以降)
   ●崩食の時代(現代)
   ということらしい、まことに当を得ているのではないだろうか。

祭りなどの屋台を見ると、じゃがバターや焼きとうもろこしが必ず店先に並んでいる。
これを見るたびに、ワンダラーの食へのノスタルジアが頭をよぎる、これは悲しいことなのだろうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿